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鉄道模型とジオラマの世界へトリップ

鉄道模型のジオラマで秋を表現しよう

秋の風景

鉄道模型のジオラマの魅力は、自分の好きな季節を表現することができる点です。それぞれの季節により、ジオラマ全体の雰囲気が大きく異なります。もし秋の風景をイメージする場合には、一体何が必要でしょうか。

まず必要になるのは、樹木になります。都会のジオラマでもいくつか樹木を置いておきたいところですが、可能ならば紅葉をしている樹木を入れると良いでしょう。市販で紅葉の樹木が販売されていますので、それを購入すれば秋の雰囲気が出てきます。もし自分の欲しい樹木がなければ、自分でエアブラシと塗料を買ってきて着色する方法が考えられるでしょう。
エアブラシと塗料を利用すれば、樹木1本当たり1分程度で塗装することが可能です。結果的に秋を上手に表せるでしょう。

紅葉以外にも、植物で季節を表現する方法もあります。例えば農家を表現する場合には、農家の庭先に柿の木などが植えてあればそれだけで多くの人は「このジオラマは秋をイメージしている」と気づくはずです。
柿の木の樹木も販売されていますが、なかなか手に入らないこともあります。この場合には、自分で柿の木を作ってみてもよいでしょう。柿の木のポイントは、オレンジ色の柿がなっていることです。これを表現するためには、紙粘土などを直径1ミリ未満に丸めてそれをいくつか樹木にくっつけます。つける前の段階でオレンジ色に塗っておけば雰囲気が一気に出るでしょう。樹木にくっつけた後に着色すると、枝や葉っぱにオレンジ色の塗料がついてしまう可能性があります。

秋の形式を表現したいならば、稲の表現をすることも重要になります。特にローカルな路線をジオラマの中心部に置く場合には、田圃の稲を黄金色にしておけば秋の雰囲気を漂わせることが可能です。