ロゴ画像

鉄道模型とジオラマの世界へトリップ

狭い部屋で鉄道模型のジオラマを置くための工夫とは

いなかの街並み

鉄道模型のジオラマは規模が大きいイメージがあります。いくつもの車両が繋がっている新幹線や貨物列車などを疾走させるには大きなジオラマが欠かせませんが、そのようなジオラマを置くには十分なスペースが必要です。しかし、鉄道模型を趣味にしている人のすべてが余裕のあるスペースを確保できるとは限りません。
狭い部屋の中で鉄道模型を楽しむにはジオラマの置き方を工夫する必要があります。ジオラマは大きな台座に線路やストラクチャーを置き、そこに模型車両を走らせるのが一般的な楽しみ方です。狭い部屋でジオラマを置くには台座を分割させるのが効果的な方法であることは間違いありません。分割させることで狭い部屋でも大規模なジオラマを保管することができます。

台座の分割は大きなジオラマをコンパクトにまとめる効果があるため、日本の住宅事情に最適な保管方法とされています。分割できる台座を販売している鉄道模型メーカーもあるので、初めてジオラマを作る人には非常に便利です。台座を自作する場合、分割した部分の位置調整には十分に注意しなければいけません。ジオラマを作った後で結合させると線路の位置がずれていた、ということがあります。そうなると車両を走らせることができないので、ミスを防ぐためにも設計の段階から慎重な作業が必要です。台座の材質によっては気温や湿度でわずかにサイズが変化する物もあります。設計図通りに作ってもズレが生じることがあるので、細かい調整も欠かせません。

分割した部分に置く線路は伸縮性を持つ特殊な製品が最適です。任意の長さに変更できる線路を使うことで、台座のわずかなズレを気にせずに車両を走らせることができます。
台座の連結や取り外しの際に固定した線路を傷める心配も無いので、ジオラマを長持ちさせることが可能です。